旧暦と新暦の違い

季節イベント

皆様は「旧暦」や「新暦」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
聞いたことがない方や、聞いたことはあるけど意味はよく知らないという方の為に、
簡単に解説させて頂きたい。

新暦って何?

現在日本で使われているのは太陽暦で、これを「新暦」と呼びます。 太陽暦はその名の通り太陽の動きに合わせて作られたもので、日本においては明治6年から使われています。

新暦への移り変わりはいつから?

新暦への移り変わりは、明治5年12月3日に行われました。この日が新暦では明治6年1月1日となり、それまでの暦を「旧暦」と呼びます。

新暦と旧暦の違いは?

新暦は皆様御存知の通り、1年が365日となっています。しかし、旧暦では1年が354日でした。 この違いは、新暦が先程も述べたように太陽を基準としているのに対して、旧暦では月を基準としていました。

旧暦から新暦に変わって問題なかったの?

もちろん、問題もありました。旧暦から新暦になったことで、およそ1ヶ月ほど季節が早くなってしまい、季節と暦にずれが生じるようになってしまいました。
ひと月遅れて行事をしたり、物事を旧暦の日付で考えたりする場合があるのはこのためです。

旧正月って?

旧正月とは、中国・中華圏における旧暦の正月のこと。日付は中国旧暦に基づいており、年によって1月22日から2月19日までの間を移動します。

2023年の旧正月は、1月22日です。

中国では旧正月のことを「春節」と呼び、街中の道路や建物、門を赤い灯籠や提灯、春聯(しゅんれん)などの縁起物で飾りつけたり、爆竹や花火を打ち上げたりして旧正月を祝います。

おわりに

どうでしたか?
旧暦と新暦についてご理解頂けたなら幸いです。

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